私自身幼少期から機械弄りが好きで、
自宅にあった工具を勝手に持ち出し、
自分が乗っていた自転車を分解して元に戻したり、
元に戻せなくなり親から怒られたりと、
道具を使って何か弄るという事が、
日常的になってました。
それから学生時代は自転車のレースをする様になり、
自分の自転車は自分で整備をするのを当たり前と考え、
分からない技術ややり方を当時お世話になっていた自転車店や、
バイクショップのメカニックさんから指導をして頂き、
また、
クルマを運転する様になった時はクルマの整備工場へ出向き整備の仕方を教えて頂いたりと、
物作りから整備・修理等々様々な事を学んで来ました。
整備や修理が面白くなってしまい、
自転車のレースはあまり上手くいかず結果の出せない選手になってしまったのは…未だ後悔してますが…。
様々のジャンルの整備・修理を経験した中で、
近年の自転車に使われるホイールを固定するシャフト部分ですが、
ココにグリスを塗られていない事が多々あります。
ホイールのシャフトにグリスが塗られて無くても、
ホイールの回転にはほぼ影響は無いのですが、
回転の影響よりも抜き差しの際に破損する可能性は有ります。
ホイールのシャフトは殆どがアルミ製となりますが、
アルミ製だからと言って腐食が全く無いワケでは無く、
腐食してしまえば抜き差しが出来なくなります。
グリスが塗られておらず水分や埃が入って腐食し始めたら…。
ちょっとだけ気にしてみて欲しいのです。
当店の様な小さな自転車屋では中々行わないサービスで、
大きな量販店さんで新車購入時にオプション?で行うパンク防止剤の導入。
お客様にとってパンク防止になるならば、
追加料金を払ってもメリットがあるのかも知れません。
しかし、
元々タイヤチューブ内は液体を使用する環境は、
基本的には無くて空気のみの仕様なんです。
新車ご購入後一年から三年位はそれほど問題無く、
自転車をご使用出来ると思いますが、
それ以降時間経過と共にパンク防止剤も劣化し、
タイヤチューブ自体を攻撃する様に。
また、
パンク防止剤が機能しないパンクの場合、
通常のパンク修理が上手くできない事もあったり。
何か異物がタイヤ刺さりパンクは仕方ないとしても、
自転車ご使用時にタイヤの空気圧をしっかり管理されていれば、
パンク防止剤を入れなくてもそう簡単にパンクはしないものです。
自転車のタイヤの空気、
入ってますか?
自転車店を開業してから、
お店の外へ出掛けるお仕事はあまり無いのですが、
走るイベントはお店のクルマに自転車載せて…
ってクルマでの移動がほとんどなのですが、
ごく稀に電車で移動なんて事もあったり。
電車で移動後自転車に乗って走ってと言うのも、
意外と楽しかったりするんです。
今から30数年前そんな事をしてた自分なのですが、
当時は自転車を持ち込みはユルく、
邪魔にならなければ何処にでも置いてたりしましたが、
今は置き場や持ち込みのルールもあって、
下調べは大事ですね。
地方や観光地へ電車と自転車でと言うのも良いのですが、
都内や都会のアシとして自転車を持って行くのも、
結構楽しかったり。
そんな自転車の使い方もアドバイスさせて頂きます。