むかしむかし私はマウンテンバイクのダウンヒルレースという超がつくマイナースポーツをしておりました。
すごくお金を使う遊びでしたが、
とても楽しく勢いよく海外レースも経験させてもらい…まぁそこでレベルの差と壁を大きく感じてしまい、
レーサーとしてはレベルの低い位置で20数年程走り遊ばせて頂いておりました。
そんな自分が今は自転車店を経営し、
最近ではダウンヒルレースをしたいと言う10代のライダーさんが来ており、
自分の経験を活かしたアドバイスをさせて頂いておりますが、
自分の様に失敗な経験をしなければ比較的良い方向へまた成功出来るのでは…?と思いお手伝いさせてもらってます。
過去の私の実経験と近年マウンテンバイクダウンヒルの現状を冷静に考えますと、
ダウンヒルレースとは言えダウンヒルバイクが適切なバイクチョイスなのか?…と思っております。
国内のダウンヒルコースやレースコースは、
極端な事を言いますと20年以上大きく進化せずあまり変わって無いかと…。
しかしマウンテンバイクは20年で大きく進化し、
20年前とは比べ物にならない程性能が高くなっております。
そんな国内の状態でダウンヒルコースにダウンヒルバイクが本当に必要なのか?と考え、
またレースしたい若いライダーの技量と体力がダウンヒルバイクを思うまま操り振り回せるのか?
ダウンヒルバイクに乗らされない走りが出来るのか?
それよりもライダーの技量や体力に合わせたバイクを選択する事で、
ライダーが本来持つ速さを引き出してタイムを出せる様にした方が良い経験と技量・体力のレベルアップに繋がるのではと考えおります。
当店でお取り扱いしております、
transition bikes
にはそんな乗り易く振り回せるレースにも耐えるエンデューロマウンテンバイクがラインナップされており、
今回若いライダーさんへダウンヒルバイクよりも自分にあったバイクと言う事を納得してもらい、
ご購入頂きました。
決してダウンヒルバイクが良くないとか必要ないとかでは無く、
レースと言う事に対しまたライダーさんの技量と体力を考えた末のエンデューロマウンテンバイクであり、
ダウンヒルバイクのガッチリで大きなストロークで思い切った走りも魅力的です。
ダウンヒルレースや純粋に楽しみとしてのダウンヒルをしてみたい方遠慮なくご来店下さい。
楽しく走って頂ける様お手伝いさせて頂きます。
当店でお取り扱いさせて頂いてます、
パナソニック製の電動自転車。
こちらメーカー様は当店入荷時、
ほぼ組み立てされた状態で運ばれて来ます。
基本的に複雑な組み立て作業せず、
必要な部品を取り付けすればお客様へ納車となる自転車の一台なのです。
メーカー様の組み立てが良いとかダメとかでは無く、
定価販売の当店で購入をして頂いたお客様へ感謝と、
お買い上げ頂いた自転車が機能的に間違いの無い状態である事を確認する為にも、
分解出来る所は分解し部品状態確認と、
再度組み立て直ししております。
お客様が絶対に見る事の無い部品ですが、
メーカー様の組み立てですとグリスの量がちょっと足りなかったり…。
たっぷりとグリスを入れ調子の良い状態を永く維持。
そんな作業をしておりますので、
納車まで少々お時間を頂いております。
某量販店さんで新車を購入の際、
オプションでパンク防止剤をチューブ内へ入れる事がございます。
量販店さん曰くパンクに対する対策としてオススメされておりますが、
実際パンク防止剤によってパンク防げて居るのか…疑問に思うのです。
全く効果が無いとは思いませんが、
やはりタイヤの空気圧をしっかりと管理され、
タイヤが摩耗したら交換して頂くのが、
良い結果になるのでは?と考えてます。
またパンク防止剤がチューブに入っていると、
パンクした際のパンク修理に悪影響が有ります。
パンク防止剤の液が邪魔をしてパンク修理が完璧に出来ない。(パンク防止剤が入って居るのにパンクするの?って言うのは…)
画像の様に空気を入れるバルブはかなり丈夫な素材ですが、
パンク防止剤の影響により先端が腐食し、
空気を入れる際に影響が出たりします。
パンク防止剤が本当に有効で必要な物なのか、
今一度お考えください。
当店はどちらでお買い求めの自転車でも、
修理・整備お受け致しますし、
パンク防止剤が入ってる自転車もパンク修理お受けします。
修理が出来ない場合にはチューブの交換となりますが、
お客様へその旨のご報告とご相談をしてから作業致しますので、
是非ご来店ください。
リアサスペンションの付いているマウンテンバイクが世に出てから数十年。
最初の頃稼働部にベアリングなんてなく、
ウレタン製のブッシュ等で稼働部の動きなんて、
非常に悪く抵抗が大きく性能の低下を招いていましたが、
近年のリアサスペンション付きマウンテンバイクのリンク等の稼働部はほぼベアリングが採用されてます。
ほぼシールドベアリングが使われてますが、
シールドと言っても完璧なシールドをされているワケで無く、
個体差も有りますが同じ環境で使っているのに、
左右でベアリングの腐食に差が出たり。
画像の様に腐食に差があるとどちらを生かしてどちらを交換で…とはせずに、
両方交換となります。
動きがスムースなベアリングで、
リアサスペンションの動きも良くなり、
走るのが楽しくなりますよ。